こんにちは。
小田原市鴨宮(鴨宮中学校・国府津中学校エリア)の個別指導塾、個別指導ERです。
「台風30号が発生したってニュースを見たけれど、関東には来るの?」
塾の生徒からも、こんな心配の声が聞こえてきました。
結論から言うと、今回の台風30号が関東地方へ直接やってくる可能性は低いとみられています!
「でも、どうして今回は来ないの?」
実はこれ、中学2年生の理科(気象)で習う知識だけで、きれいに説明ができるんです。テストにもよく出る「太平洋高気圧」と「偏西風」の仕組みを使って、どこよりも分かりやすく解説します!
🔍 理由①:巨大な「太平洋高気圧」の壁にブロックされているから
中学理科の「日本の天気」で習う、南の海の主役といえば太平洋高気圧(小笠原気団)ですよね。
高気圧というのは、空気がギュッと詰まった「空気の山」のようなものです。
台風は「強い低気圧」なので、この高気圧の山を突き破って進むことはできません。
- 現在の状況:
いま、日本の南にはこの太平洋高気圧がどっしりと張り出しています。そのため、台風30号は北上(関東方面へ進むこと)ができず、高気圧のふちに沿って西(フィリピンや中国大陸方面)へ押し流されているのです。
🔍 理由②:日本の上空を飛ぶ「偏西風」のレールに乗れないから
もう一つの理由は、地球規模の風の動きである偏西風です。
日本が位置する中緯度帯の上空には、一年中、西から東へ向かって強い風(偏西風)が吹いています。
よく秋に台風が日本列島をビューンと駆け抜けていくのは、この偏西風のレールに乗って加速するからです。
- 現在の状況:
理由①の通り、台風30号は高気圧に阻まれてずっと南の海を西に進んでいます。つまり、偏西風が吹いている北のエリアまで近づくことすらできていない状態です。レールに乗れないので、関東の方へグッとカーブしてくるきっかけがありません。
💡 講師からのワンポイントまとめ
- 太平洋高気圧の壁に阻まれて北へ進めない!
- 偏西風のレールから遠すぎて関東へ曲がれない!
だから、今回の台風が関東へ直接来る可能性は低いんですね。
理科の教科書に載っている「気圧配置」や「大気の動き」は、こうして実際の天気予報を見ると「なるほど!」と納得できるものがたくさんあります。ただ暗記するだけでなく、仕組みで覚えると理科は一気に楽しくなります!

