こんにちは。
小田原市鴨宮(鴨宮中学校・国府津中学校エリア)の個別指導塾、個別指導ERです。
なぜ11月に発生する台風って日本列島を逸れるか気になりませんか?
実はこれ、中学理科で学習する内容で解明できるんです!
台風が逸れる2つのヒミツ:主役は「気団」と「偏西風」
11月の台風が日本に来ない理由は、ズバリ中学理科の「日本の天気」で習う空気の勢力図(気団)と上空の風(偏西風)の変化にあります。
① 「太平洋高気圧」の退却と「シベリア気団」の台頭
夏の間、日本をすっぽり覆って猛暑をもたらしていた温かく湿った「太平洋高気圧(小笠原気団)」は、秋が深まるにつれて勢力を弱め、南の海上へと後退していきます。
代わりに、大陸から冷たく乾燥した強力な「シベリア気団」が日本列島へ張り出してきます。
台風は「高気圧の縁(まわり)を沿うように進む」という性質があるため、太平洋高気圧が南に下がると、台風の通り道も自然と日本から遠い南の海上へと押し下げられてしまうのです。
② 「偏西風」が南へ降りてくる
日本の上空には、一年中西から東へと吹いている強い気流「偏西風」があります。
この偏西風の通り道は季節によって南北に動くのですが、11月になると日本列島の上空や、さらに南側の位置までグッと南下してきます。
そのため、台風が北上してきても、日本に近づく前にこの強い偏西風にキャッチされ、東の太平洋側へと一気に流されてしまうのです。
理科の勉強は、日常の「なぜ?」と繋がると面白い!
このように、11月の台風が日本に来ない理由は、定期テストでもよく出る「西高東低の冬型の気圧配置」に向かう季節の移り変わりや、偏西風の位置という、授業で習う知識だけで美しく説明ができます。
教科書の文字や図を見ているだけだと「ただの暗記」に思えてしまう気象の単元も、こうして実際のニュースや日常の疑問と結びつけると、一気に生きた知識へと変わりますよね。
理科という科目は、身の回りの「不思議」を解き明かすカギがたくさん詰まった、とても楽しい教科なんです!

