こんにちは。
小田原市鴨宮(鴨宮中学校・国府津中学校エリア)の個別指導塾、個別指導ERです。
9月、10月はまだまだ台風が発生しやすい季節ですね。
ニュースの天気予報で、台風が日本に向かってくる「進路予想図(予報円)」をよく目にすると思います。
あの白い円、「海の上を進むにつれて、どんどん大きくなっているな」と気づいたことはありませんか?
実はこれ、塾に通う生徒たちからもよく「台風がどんどん巨大化しているってこと?」と聞かれるんです。
今回は、知っているようで意外と知らない「予報円のヒミツ」について、中学理科の知識を交えながらスッキリ解説します!
❌ 誤解されがち?「台風が大きくなっている」わけではない
「海が温かいから、水蒸気をたくさん吸い込んで台風が巨大化しているんだ!」
…そう思ってしまいがちですよね。
確かに、夏の温かい海から大量の水蒸気(エネルギー)が送り込まれることで、台風の「強さ(中心気圧の低さや風の強さ)」はグングン発達します。これは中学理科の「気象」の単元でも習う、とても大切な仕組みです。
でも実は、予報円の大きさと、台風の実際のサイズ(強さや雲の広さ)は、まったく関係がありません!
⭕ 本当の理由:未来に行けば行くほど「予想のブレ」が大きくなるから
気象庁の定義によると、あの予報円は「台風の中心が70%の確率で入る範囲」を示しています。
予報円が先へ進むほど大きくなる本当の理由は、「先の未来になればなるほど、どこへ進むかの予想が難しくなって、ブレ幅(不確実さ)が広がるから」なんです。
天気予報と同じで、「明日」の進路はかなり正確に予想できても、「3日後」「5日後」となると、上空の風(偏西風や太平洋高気圧)がどう動くかを完璧に当てるのは難しくなります。
数日後のコンピューターの計算結果が「右に行くかもしれないし、左に行くかもしれない…」とバラつくため、その『ブレる可能性のある範囲』をすべて囲むと、円がどんどん大きくなってしまうわけですね。
- 予報円が小さいとき: 進路の予測がかなり絞り込めていて、高確率でそこを通る!
- 予報円が大きいとき: 進路の選択肢が多くて、まだどこへ行くか迷っている!
という見方をするのが正解です。

