こんにちは。
小田原市鴨宮(鴨宮中学校・国府津中学校エリア)の個別指導塾、個別指導ERです。
この連休は夏日から冬日の気温になるそうです。
中学理科で学習内容を踏まえてその原因を解明していきましょう。
移動性高気圧が北からやって来ます。その影響で気温は上がります。西側の低気圧が近づけないほどの強い高気圧に覆われる予想です。
高気圧の中心付近では、上空から地上に向かって空気が流れる「下降気流」が発生します。ここが理科の重要ポイントです。
- 断熱圧縮(だんねつあっしゅく)
上空から降りてきた空気は、地上の高い気圧によってギュッと押し縮められます。空気は圧縮されると温度が上がるという性質があります。 - 雲が消えて快晴に
温度が上がると、空気が蓄えられる水蒸気の限界量(飽和水蒸気量)が大きくなります。そのため、水分が水滴(雲)になれずに消えてしまい、遮るもののない快晴になります。
この「断熱圧縮による気温上昇」+「強い太陽の光(日射)」のダブルの効果によって、昼間の気温がグングン上がり、季節外れの「夏日」がもたらされます。
しかし、この高気圧は「移動性」という名の通り、日本付近を西から東へと速いスピードで通り過ぎていきます。高気圧が東へ抜けた後に、一気に寒くなる理由は2つあります。
- 風向きの変化(時計回りの吹き出し)
高気圧の周りでは、中心から時計回りに風が吹き出しています。 高気圧が東(北東)に抜けると、その西側や南側にあたる関東(小田原など)には、北からの冷たい空気(冷気)が流れ込むようになります。 - 冬型の気圧配置への移行
強い高気圧が東に去り、西側に新たな寒気が控えていると、日本付近は一時的に「西高東低(せいこうとうてい)」の冬型の気圧配置になります。等圧線が縦縞に細かく並ぶようになると、シベリア方面からの冷たい季節風(北風)が強く吹き付け、体感温度を急激に下げて「冬日」のような寒さを感じさせるのです。
このように、ニュースで流れる「激しい寒暖差」も、教科書にある「下降気流」「断熱圧縮」「気圧配置」といった言葉を組み合わせることで、自分の力で理由を説明できるようになります。
ただ文字を暗記するだけの勉強は退屈ですが、「今週末の天気がまさにこれだ!」と肌で体験すると、理科は一気におもしろくなります。
個別指導ERでは、身近な現象と結びつけながら「なぜそうなるのか?」を1から丁寧に指導しています。
中学生のみんな、楽しく理科を学習していこう!

