こんにちは。
小田原市鴨宮の個別指導塾、個別指導ERです。
小学校での暴力行為が過去最多を更新したというニュースを見ました。
非常に残念なことですね。
小学生でも高学年になってくると自我が芽生え始め、男児は力も強くなってきます。
教師側がある程度威厳を持って接することができれば、こうした暴力問題は減ってくるはずです。
なぜ、塾にはいじめがないのかというのは、塾側には問題を起こした生徒を退塾させる破門権があるということもありますが、一番は教師側に生徒を牽引する強いリーダーシップがあるからです。
昔、NHKのある番組で野良猫の話をやっていました。
野良猫の群れの集団の中で、リーダー的存在の猫がある日突然、不慮の事故で死んでしまったのですね。その後、野良猫の秩序が乱れ始めたという話がありました。
その野良猫の群れと同じで、学校側にも強いリーダーシップを持った存在が必要です。
私の小学生時代は、20年程度前の話ですが、昭和の教育が少し残った教師がまだいました。当時、悪いことをした生徒には見せしめのように全員の前で土下座をさせる教師がいたのですね。
その教師が担任の時代はいじめは殆どなくて、みんなが仲の良い一致団結した教室となっていきました。
しかし、次の年の担任は宿題をサボっても怒らない、喧嘩が起こっても見て見ぬふりをするなど、熱意をなくしたベテラン教師でした。
その教師が緩いことを分かった後は、5月6月と月日が経つにつれ、学級崩壊した教室になっていきました。
生徒側も保護者側も前の担任が時代遅れなことをやっていたが、力量のある教師だったことをそこで気付き始めたのですね。
今の時代、生徒に土下座をさせたり、見せしめのように生徒を怒る必要はありません。
ですが、いつの時代もある程度は威厳を持った強いリーダーシップのある教師が求められるのではないかと感じました。
学習塾はこうした暴力問題で対応に追われることはありませんので、あまり偉そうなことは語れません。
でも、どんな教師でも教師になりたての頃は、生徒に対して誰にも負けない熱意があったはずです。教育界全体でもそこを忘れずに、日本の教育が復活することを願います。

