こんにちは。
小田原市鴨宮の個別指導塾、個別指導ERです。
中学生のみんな、東京とロサンゼルスの時差って分かるかな?
先日、中1から出た質問です。
イメージしてほしいんだけど、大谷選手がドジャー・スタジアムでホームランを打ったという速報って日本だと午前中に流れてくるよね?
それは日本とロサンゼルスが17時間の時差があるからなんだ。
なぜ、17時間の時差があるのか解説していくね。
東京は東経135度でロサンゼルスは西経120度だよね?
東経と西経だと経度の差は2つの度数の和になるので、135度+120度=255度になるよね。
経度15度につき1時間の時差が生じる(地球は地軸を中心に1時間15度ずつ自転しているから)ので、255度÷15度=17時間と計算できる。
よって、東京とロサンゼルスの時差は17時間となるんだよ。
日本が5月30日10時の時は、ロサンゼルスの時刻は日本の17時間前(ロサンゼルスは日本よりも西にあるため、時刻は遅くなる)だから、5月29日17時という計算になるね。
こういった時差問題は中学1年生の1回目の定期テストで狙われやすいから、必ずマスターしていこうね。
野球好きの子には面白い話だったのじゃないかな。
日常の現象に疑問を感じて、学んでいくと勉強ってきっと楽しくなる。
社会も単なる暗記で片づけてしまわず、不思議なことに疑問を持って、とことん根本理解を追求していこう。