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公立高校入試選考基準の続編

こんにちは。

小田原市鴨宮の個別指導塾、個別指導ERです。

昨日、塾界隈を騒がせた「令和6年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要」。

第1次選考における「内申:入試」の比率が話題になりました。

尖った平塚江南3:7、定石通りの小田原4:6など、、、

ここで色々な塾で扱われている内申1点に対する入試点について

内申:入試=3:7の高校⇒内申1点に対して1.59点(約2点)

内申:入試=4:6の高校⇒内申1点に対して2.47点(約3点)

内申:入試=5:5の高校⇒内申1点に対して3.70点(約4点)

内申:入試=6:4の高校⇒内申1点に対して5.56点(約6点)

内申:入試=7:3の高校⇒内申1点に対して8.64点(約9点) という話。

要は、「内申:入試=3:7の高校⇒内申1点に対して1.59点」というのは、内申点で1点負けている受験生が逆転するために必要な点数が1.59点になります。1.59点を取ることは不可能ですからおよそ2点あればひっくり返せるということです。内申点の比率が高くなると逆転できる入試点も高くなるわけです。

そして、前に「来春の公立高校入試について」という記事を書きました。

そうです。第2次選考のことです。定員の10%を選抜する枠になります。

ここは以前「入試」+「面接」+「(実施する高校の)特色検査」を含めて選抜されました。

内申点を見ない枠でした。

大逆転合格が起きるのも、この第2次選考があるおかげでした。

しかし、来春から調査書の観点「主体的に学習に取り組む態度」が加わりました。

中3 12月次の調査書の9教科の観点27点満点が加算されます。(A=3点、B=2点、C=1点)

ここで先程と同じように観点1点に対する入試点について、計算してみました。

観点:入試=2:8の高校⇒観点1点に対して4.63点(約5点)

観点:入試=3:7の高校⇒観点1点に対して7.94点(約8点)

観点:入試=4:6の高校⇒観点1点に対して12.35点(約13点)

観点:入試=5:5の高校⇒観点1点に対して18.52点(約19点)

ほとんどの高校が観点:入試=2:8です。「観点:入試=2:8の高校⇒観点1点に対して4.63点」というのは、観点で1点負けている受験生が逆転するために必要な点数が4.63点になります。

ある科目の観点がAからBに下がるだけでも、入試で5点のビハインドを負うことになります。

かなりこの観点が大きく影響を与えます。

これから、1学期に成績がつく3学期制の中学は7月に、前期の成績がつく2学期制の中学は10月にもらえる成績表を確認してみましょう。

ひとつでも観点が下がっている教科があれば、上げるための対策を講じなければなりません。

私としては、来春の入試で、この第2次選考の枠で戦うにはかなり抵抗がありますが、、、

もしこの枠で戦うと言うのであれば、まずは、観点を1つでも上げること!(しっかり実力もつけるのは当然のこととして。)

いろいろ話したいこと思案しないといけないことだらけですが。

今日はここまで。

中3受験生のみんなさん、保護者のみなさまへ

今年は公立高校入試制度が変わり、色々と不安に思うことがあると思います。

高校受験のことでお困りのことがありましたら、お気軽に個別指導ERにご相談ください。

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