こんにちは。
小田原市鴨宮の個別指導塾、個別指導ERです。
10年前、私は初めて学習塾の仕事をアルバイトとして始めました。
初めて1人で任された教室が富士市の教室でした。
当時、中3は20名程度いました。
その中で、体格が良くて調子の良い生徒が1人いました。
「先生、緊張しないでください。」と揶揄われたのを今でも覚えています。
私のことを舐めていた生徒でしたが、定期テストや塾内模試の前日には必ず数学の質問をしてくれました。
当時、私は車の運転が苦手で片道30分かけて電車通勤をしていました。
私には終電の時間があることを彼は知っていました。
そんなある日、彼は他の先生の授業でこんなことを言っていたそうです。
「一圓先生って優しいです。終電があるのにいつも遅くまで数学を見てくれるんです。」
私はその話を他生徒から聞いて驚きました。
あのお調子者がこんなことを言えるのかと。塾だから質問に答えて当たり前なのに、こんなに感謝をしてくれるのかと。
どんな時代でも人に感謝をするって大切だと彼のことを思い出して感じました。
私もこの仕事を始めて10年になりますので、今年は節目の年です。
駆け出しのペーペーで、学生アルバイトだったので、生徒からはそんなに信頼はされていませんでしたが、彼らの笑顔が当時の私の生き甲斐でした。
彼らの少しでも力になりたいという想いがあったから、休みの日も彼らのために教材研究などの自己研鑽を惜しみませんでした。
学習塾の仕事に没頭して、大学では友だちがどんどん離れていってしまいましたが、なぜか私は自分の仕事に誇りを持てました。
この仕事に導いてくださった佐藤イサク理事長には感謝しています。近いうちに浜松を通りますので、またお墓参りに行きたいと思います。
そして、私が少しでも関わった生徒が「学力を以って社会に貢献する人材」になることを祈念してます。
